【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 白金製剤
オキサリプラチン oxaliplatin
【組成】 | 【毒薬】[妊D] |
---|---|
【剤形】 | 注射用:100mg |
【用量】 | l-LV及び5-FU併用療法:85mg/m2を1日1回 2時間点滴静注.少なくとも13日間休薬し,副作用の回復を待って反復投与 100mgを5%〔ブドウ糖注射液〕20〜50mLで溶解後5%〔ブドウ糖注射液〕で250〜500mLにして点滴静注 |
【特徴】 | 癌細胞内に白金-DNA架橋を形成しDNAの複製及び転写を阻害 |
【適応】 | 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 |
【警告】 | 添付文書参照.本剤投与後数分以内のショック,アナフィラキシー様反応の報告.患者状態を十分に観察し,過敏症状が認められた場合には,投与を直ちに中止し適切な処置.回復後は再投与しない.本剤はレボホリナート及びフルオロウラシル静脈内持続投与法との併用の場合に有用性が認められており,用法・用量を遵守.患者状態を十分観察し,異常の場合には適切な処置.添付文書熟読 |
【禁忌】 | 機能障害を伴う重度の感覚異常・知覚不全.他の白金含有薬過敏症.妊婦 |
【相互作用】 | 他の抗悪性腫瘍薬,放射線照射(骨髄抑制等増強) |
【副作用】 | [重大]末梢神経症状.ショック,アナフィラキシー様症状.間質性肺炎,肺線維症.骨髄機能抑制.溶血性尿毒症症候群.視野欠損,視野障害,視神経炎,視力低下.血栓塞栓症.心室性不整脈,心筋梗塞.肝静脈閉塞症.急性腎不全[その他]頭痛.食欲不振,悪心,嘔吐,下痢,便秘.尿沈渣異常,尿蛋白.AST・ALT・ALP・LDH・ビリルビン上昇.血清Na・Kの異常.注射部位反応.疲労,発熱,アルブミン減少,CRP上昇,総蛋白減少など |