【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 その他
三酸化ヒ素 arsenic trioxide
【組成】 | 【毒薬】[妊D] |
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【剤形】 | 注:10mg |
【用量】 | 0.15mg/kgを5%〔ブドウ糖注射液〕又は〔生理食塩液〕に混合,100〜250mLとし,1〜2時間かけて投与 寛解導入:1日1回静脈内投与.合計60回まで 寛解後:寛解導入終了後3〜6週後に開始.5週間の間に1日1回,計25回 |
【特徴】 | ヒト前骨髄球性白血病細胞NB4の形態学的変化,アポトーシスに特徴的なDNA断片化を起こす |
【適応】 | 再発又は難治性の急性前骨髄球性白血病 |
【警告】 | 投与期間中は入院し医師の管理下.QT延長,完全房室ブロック等の不整脈,APL分化症候群の発現に注意.添付文書熟読 |
【禁忌】 | ヒ素過敏症.妊婦 |
【相互作用】 | ドロペリドール,抗精神病薬,抗うつ薬,抗不整脈薬,フロセミド,プロブコール,ファモチジン,プロピベリン,消化管運動亢進薬,抗菌薬,抗真菌薬,ペンタミジン(QT延長,心室性不整脈).利尿薬,アムホテリシンB(電解質異常) |
【副作用】 | [重大]心電図QT延長.APL分化症候群.白血球増加症.汎血球減少,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少[その他]不整脈,動悸,悪心,食欲不振,胃不快感.肝機能異常.発疹.倦怠感.感覚減退など |