【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 ホルモン(LH-RHアゴニスト)
リュープロレリン酢酸塩 leuprorelin acetate
【組成】 | 【劇薬】 |
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【剤形】 | 注射用:1.88mg,3.75mg(〔添付溶解液〕1mL付) 注射用キット:1.88mg,3.75mg |
【用量】 | (1)4週に1回30μg/kg皮下注.90μg/kgまで増量可 (2)4週に1回1.88mg皮下注.体重の重い人,子宮腫大の人は3.75mg投与.初回は月経1〜5日目に行う (3)4週に1回3.75mg皮下注.子宮内膜症は初回は月経1〜5日目に行う |
【特徴】 | LH-RH誘導体の徐放製剤(4週間持続).LH-RHレセプターを減少してテストステロン産生能を低下 |
【適応】 | [1.88mg](1)中枢性思春期早発症(キット製剤にはない).(2)過多月経,下腹痛,腰痛,貧血を伴う子宮筋腫における筋腫瘍核の縮小・改善,子宮内膜症 [3.75mg](3)上記+前立腺癌,閉経前乳癌 |
【禁忌】 | (子宮内膜症,子宮筋腫,中枢性思春期早発症)LH-RH誘導体過敏症,妊婦・授乳婦,診断のつかない異常性器出血.(閉経前乳癌)LH-RH誘導体過敏症,妊婦・授乳婦.(前立腺癌)LH-RH誘導体過敏症 |
【注意】 | ゼラチン製剤投与によるショック.アナフィラキシー症状 |
【副作用】 | [重大]間質性肺炎.アナフィラキシー様症状.肝機能障害,黄疸.糖尿病の発症又は増悪.うつ状態.下垂体卒中.(前立腺癌のみ)骨疼痛の一過性増悪,尿路閉塞,脊髄圧迫[その他]肝機能異常.熱感,顔面潮紅.睾丸萎縮.歩行困難.尿閉,頻尿.心電図異常.貧血,血小板減少.悪心・嘔吐,食欲不振.発疹,そう痒感.注射部位疼痛.浮腫,胸部圧迫感など |