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ブレオ
抗悪性腫瘍薬 抗生物質(その他)
ブレオマイシン塩酸塩 bleomycin hydrochloride (BLM)
| 【組成】 | 【劇薬】［妊Ｄ］ |
|---|---|
| 【剤形】 | 注射用：5mg,15mg,30mg S軟膏(硫酸塩)：5mg/g 5g,20g |
| 【用量】 | 注射：成人；1回15～30mg皮下注・筋注・静注〔生理食塩液〕〔ブドウ糖注射液〕1回5～15mg動注,週2回.総投与量300mg以下.胚細胞腫瘍に対し,確立された標準的な他の抗悪性腫瘍薬との併用療法では360mg以下 小児；(胚細胞腫瘍,悪性リンパ腫)1回10～20mg/m2,1～4週間毎に静注.1回30mgまで 軟膏：1日1回閉鎖密封療法 |
| 【特徴】 | 腫瘍細胞のDNA合成阻害およびDNA鎖切断作用 |
| 【適応】 | ［注射］皮膚癌,頭頸部癌,肺癌,食道癌,悪性リンパ腫,子宮頸癌,神経膠腫,甲状腺癌,胚細胞腫瘍(精巣腫瘍,卵巣腫瘍,性腺外腫瘍) ［外用］皮膚悪性腫瘍 （適外）睾丸腫瘍 |
| 【警告】 | 間質性肺炎,肺線維症などの重篤な肺症状発現.60歳(油性注は50歳)以上,基礎疾患合併患者への投与は十分に注意.添付文書参照. |
| 【禁忌】 | 重篤な肺機能・腎機能・心機能障害.ペプロマイシン過敏症.胸部・同近部への放射線照射 |
| 【薬物動態】 | （半減期）15mg静注3.1時間 |
| 【注意】 | 胸部X線検査を頻回に行う.透析時用量変更 |
| 【相互作用】 | [併用禁忌]胸部およびその周辺部への放射線照射[併用注意]放射線,他の抗悪性腫瘍薬との併用(肺機能障害等増強).［注射のみ］頭頸部放射線照射(口内炎,口角炎増強) |
| 【副作用】 | [重大]間質性肺炎,肺線維症.ショック.出血[その他]脱毛,皮膚硬化・色素沈着,爪の変化.食欲不振,悪心・嘔吐,口内炎.発熱,倦怠感.過敏症など |
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