【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 抗生物質(アントラサイクリン系)
ダウノルビシン塩酸塩 daunorubicin hydrochloride (DNR,DM)
【組成】 | 劇薬】[妊D] |
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【剤形】 | 静注用:20mg |
【用量】 | 1日0.4〜1mg/kg,連日又は隔日に3〜5回静注又は点滴静注,その後約7日間休薬し,反復小児:1日1mg/kg〔生理食塩液〕 |
【特徴】 | 核酸合成を阻害 |
【適応】 | 急性白血病(慢性骨髄性白血病の急性転化含む) |
【禁忌】 | 心機能異常 |
【薬物動態】 | (半減期)40mg3分静注1.8時間(β),16時間(γ) |
【注意】 | 血管外に漏れると注射部位に硬結,壊死を起こす.骨髄抑制が現れるので頻回に臨床検査を行う | 【相互作用】 | ドキソルビシン参照 心毒性をもつ他の抗悪性腫瘍薬,放射線照射,パクリタキセル(心筋障害,骨髄抑制増強) |
【副作用】 | [重大]心筋障害,心不全.骨髄抑制.ショック.ネフローゼ症候群[その他]心電図異常,頻脈.発熱.発疹.AST・ALT上昇.潰瘍性口内炎,食欲不振.脱毛.倦怠感,頭痛.悪寒,呼吸困難など |