【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)
ゲムシタビン塩酸塩 gemcitabine hydrochloride(GEM)
【組成】 | 【劇薬】[妊D] (ゲムシタビンとして) |
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【剤形】 | 注射用:200mg,1g |
【用量】 | 1回1000mg/m2を30分かけて点滴静注.週1回3週連続後,4週目休薬(1コース).200mgバイアルは5mL以上,1gバイアルは25mL以上の〔生理食塩液〕で溶解 |
【特徴】 | 生体内で活性化後,腫瘍細胞のDNA合成阻害.固形癌に有効 |
【適応】 | 非小細胞肺癌,膵癌,胆道癌 |
【警告】 | 週1回投与を30分間点滴静注.高度な骨髄抑制,間質性肺炎,肺線維症には投与不可.放射線療法との同時併用は避ける.緊急時対応できる医療施設・医師のもとで行う.頻回に臨床検査,定期的に胸部X線検査 |
【禁忌】 | 高度な骨髄抑制.間質性肺炎,肺線維症.胸部への根治的放射線療法中.重症感染症合併.妊婦 |
【薬物動態】 | (半減期)(β)1000mg/m230分点滴静注19分 |
【相互作用】 | [併用禁忌](併用薬の作用を増強)胸部放射線照射[併用注意](相互に作用を増強)他の抗悪性腫瘍薬(骨髄抑制増強).(併用薬の作用を増強)腹部放射線照射 |
【副作用】 | [重大]骨髄抑制.間質性肺炎.アナフィラキシー様症状.心筋梗塞.うっ血性心不全.肺水腫.気管支痙攣.成人呼吸促迫症候群.腎不全.溶血性 尿毒症症候群.皮膚障害.肝機能障害,黄疸[その他]低酸素血.CRP上昇.食欲不振,悪心・嘔吐.AST・ALT上昇.疲労感,発熱.発疹.頻脈,心室性期外収縮.総蛋白低下,アルブミン低下.呼吸困難.PIE症候群.血小板増加.体重減少.頭痛.脱毛など |