【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 代謝拮抗薬(その他)
ホリナートカルシウム calcium folinate(LV) [ロイコボリンカルシウム]
【組成】 | [妊C] |
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【剤形】 | 錠:25mg |
【用量】 | ホリナート・テガフール・ウラシル療法(25mg錠):1日テガフール300〜600mg(300mg/m2を基準)を1日3回分割(8時間毎),食事の前後1時間は避けて投与.ホリナートは75mgを1日3回分割(8時間毎),テガフール・ウラシル配合剤と同時に投与.以上を28日間連続投与し,その後7日間休薬(1クール) |
【特徴】 | 葉酸の活性型誘導体 |
【適応】 | (1)テガフール・ウラシル通常療法:胃癌,膵臓癌,胆嚢・胆管癌,肝臓癌,結腸・直腸癌,乳癌,肺癌,頭頸部癌,膀胱癌,前立腺癌,子宮頸癌 (2)ホリナート・テガフール・ウラシル療法:結腸・直腸癌(ホリナート参照) |
【警告】 | 細胞毒性増強の療法で死亡例あり.定期的に臨床検査実施.他の化学療法・放射線照射併用,前化学療法は安全性確立していない.フルオロウラシルに重篤な過敏症.ティーエスワンとの併用不可 |
【禁忌】 | 重篤な骨髄抑制.下痢.重篤な感染症を合併.多量の腹水,胸水.重篤な心疾患.全身状態が悪化.フルオロウラシルに重篤な過敏症.ティーエスワン投与中および投与中止後7日以内+妊婦(多量の腹水,胸水,重篤な心疾患,全身状態が悪化を除く) |
【薬物動態】 | (半減期)25mg内服7時間(未変化体),3.1時間(活性型葉酸) |
【相互作用】 | [併用禁忌]本剤の作用を増強)ティーエスワン[併用注意](併用薬の作用を減弱)葉酸代謝拮抗薬.(併用薬の作用を増強)フェニトイン,ワルファリン.(相互に作用を増強)他の抗悪性腫瘍薬,放射線照射(副作用増強) |
【副作用】 | [重大]ショック,アナフィラキシー様症状.骨髄抑制,溶血性貧血等の血液障害.劇症肝炎等の重篤な肝障害.肝硬変.脱水症状.重篤な腸炎.白質脳症等を含む精神神経障害.狭心症,心筋梗塞,不整脈.急性腎不全,ネフローゼ症候群.嗅覚脱失.間質性肺炎.急性膵炎.重篤な口内炎,消化管潰瘍,消化管出血.皮膚粘膜眼症候群,中毒性表皮壊死症[その他]過敏症.下痢,悪心.倦怠感.静注により血管痛など |