【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 アルキル化薬(ニトロソウレア類)
ニムスチン塩酸塩 nimustine hydrochloride(ACNU)
【組成】 | 【劇薬】 |
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【剤形】 | 注射用:25mg,50mg |
【用量】 | 1回2〜3mg/kg,静注,動注後,4〜6週休薬又は週1回2mg/kgを2〜3週静注,動注後,4〜6週休薬〔注射用水〕 |
【特徴】 | 腫瘍細胞のDNAの低分子化,DNA合成阻害.血液脳関門を通過 |
【適応】 | 脳腫瘍,消化器癌(胃癌,肝癌,結腸・直腸癌),肺癌,悪性リンパ腫,慢性白血病 |
【警告】 | 薬剤の添付文書及び関連文献を熟読すること |
【禁忌】 | 骨髄機能抑制患者 |
【薬物動態】 | (半減期)(β)静注35分 |
【注意】 | 長期投与患者に骨髄異形成症候群(MDS),急性白血病等の二次発癌発生の報告.悪性星細胞腫,乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍薬との併用療法においては,併用薬剤の添付文書及び関連文献を熟読すること |
【相互作用】 | 放射線照射,他の抗悪性腫瘍薬(骨髄抑制等増強) |
【副作用】 | [重大]骨髄抑制,汎血球減少.間質性肺炎,肺線維症[その他]嘔吐,食欲不振,悪心,嘔気など |