【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 アルキル化薬(マスタード類)
ブスルファン busulfan(BUS)
【組成】 | 【劇薬】【冷所保存】 |
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【剤形】 | 点滴静注用:60mg |
【用量】 | (他の抗悪性腫瘍薬と併用) 成人・小児(34kg超):1回0.8mg/kgを〔生理食塩液〕又は5%〔ブドウ糖注射液〕で混和・調整し,2時間かけ点滴静注.6時間毎に1日4回,4日間 小児(34kg以下) |
【特徴】 | 血中濃度コントロールが容易,造血幹細胞移植後の肝中心静脈閉塞症の発症率低下が期待できる |
【適応】 | 同種造血幹細胞移植の前治療.ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,神経芽細胞腫における自家造血幹細胞移植の前治療 |
【警告】 | 添付文書参照.小児の癌化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施 |
【禁忌】 | 重症感染症合併.妊婦 |
【注意】 | 室温で用時調整し,8時間以内に投与終了する.ポリカーボネート製の容器・シリンジ等は使用しない.他の注射剤と配合・混注は行わない.中心静脈カテーテルを留置して投与 |
【相互作用】 | (本剤の作用を増強)イトラコナゾール,メトロニダゾール |
【副作用】 | [重大]静脈閉塞性肝疾患.感染症,出血.ショック,アナフィラキシー様症状.痙攣.肺胞出血・喀血,間質性肺炎,呼吸不全,急性呼吸窮迫症候群.心筋症.胃腸障[その他]肝機能異常,移植片対宿主病,咽喉頭疼痛,腹痛,頭痛,脱毛,血清アルブミン・総蛋白低下,血糖上昇,味覚異常,倦怠感,発熱など |