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下記は医薬品の許可を得るまでの段階について書いています。 フコイダンのほとんどの製品は「A」の段階のものが多く、安価で流通しています。ごく一部「B」の段階の物が出ています。人でのデータはほとんど無いので「産地が良い」「製法や製法特許」「硫酸基の量」という部分が強調される傾向にあります。「C」の段階は人でのデータは少ないながらもあり。「D」の段階は市販では一番進んでいる段階になります。
「A」データー無し
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「B」基礎研究(動物実験など)
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「C」人での臨床データ(少人数)←メーカーなどが独自で行う
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「D」人での臨床データ(大人数)←国立大学などで行うもの
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「E」医薬品の許可
硫酸基は重要な成分ではありますが、主要なフコイダンには必要な量は入っています。本来、フコイダンの良し悪しは実際に使ってみて、どれだけの人に喜ばれているかが重要なのです。また、「D」の段階のメーカーは、そういう段階の議論にあまり関らないようにしているところも多く、かなり多くの量が入っていても公表しない傾向にあります。
この議論もよく出てきますが、どちらのメーカに聞いても「自分のところが良い」と言います。定説は無いので理論だけでは判断つきません。本来議論するべきは、人に使ってどれだけ喜ばれているかなのではないでしょうか。
濃度もメーカーによって、原料の由来や製法などによってまちまちで、業界の統一した基準もありません。この状態で濃度を比較するのは難しいかと考えます。
特許というと良いように聞こえますが、多くの場合は「製法」の特許であり「D」の段階とは違うので注意が必要です。
当薬局では20年以上、フコイダンの相談専門に受付けてきた薬剤師が在籍しております。使い方や抗がん剤との併用の相談など、多くの経験を有しております。