【年末年始休業日】12月28日〜1月4日迄
抗悪性腫瘍薬 抗生物質(その他)
ジノスタチンスチマラマー zinostatin stimalamer
【組成】 | 【劇薬】 |
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【剤形】 | 肝動注用:4mg,6mg 肝動注用懸濁用液:4mg,6mg (1A中:ヨード化ケシ油脂含有) プリック試験用:1V中0.05mg含有 |
【用量】 | 1mgに対し懸濁用液1mLの割合で加え約3分間超音波照射後,肝動脈内カテーテルより1日1回4〜6mg. 約4週間の観察期間をおき繰り返し投与.その場合は6mgの範囲で適宜増減 |
【特徴】 | ネオカルチノスタチンを化学的に修飾した製剤.リピオドール懸濁用液で動注することにより著明な腫瘍およびリンパ組織への集積性,血中での安全性向上 |
【適応】 | 肝細胞癌 |
【警告】 | ショック,肝不全,急性腎不全および胃穿孔,消化管出血・潰瘍などの重篤な副作用 |
【禁忌】 | ヨウ素系薬過敏症.重篤な甲状腺疾患 |
【薬物動態】 | (半減期)4mg/4mL肝動脈注6.1時間 |
【注意】 | 1回6mg以上又は投与間隔が4週間以内の場合,重篤な副作用発現の可能性あり |
【副作用】 | [重大]ショック.肝不全.肝膿瘍,肝内胆汁性嚢胞.間質性肺炎.成人呼吸窮迫症候群.急性腎不全.胃穿孔,消化管出血・潰瘍.アシドーシス.脊髄梗塞[その他]発熱,悪寒・戦慄.食欲不振,悪心・嘔吐.白血球減少,リンパ球減少,血小板減少,貧血.顔面発赤.血圧低下.胸水.精神症状.動注部位の重苦しさ・痛みなど |